(The Bahamas,2000,photograghy by KOJI YOSHIURA)
バハマのイルカと遊ぶ時間は楽しい。僕たち人間はイルカにいっぱい遊んでもらえるように、一生懸命イルカの気を引こうとするのだ。
「想い」
みなさんの「想い」は周りの人にうまく伝えられていますか?
人は想いを伝えるために、言葉を話したり、文章に書いたり、絵を描いたり、写真を撮ったり、音楽を奏でたり、モノを作ったり、、、
いろんなことをしているのだと思います。
そうすることで、想いがうまく伝わり、人と人が共感しあうことができれば、人として生きている実感を感じたり、生きがいや幸せを感じるのかもしれません。
最近知って大好きになったピアニストの小曽根真さんが先日おっしゃてたことにすごく共感して、世界がパッと明るくなりました。
「僕たちアーティストは、自分たちの音楽を受け取ってもらえる人がいないと成り立たないのです。僕たちが音楽を提供することで、一緒に音楽を楽しむ時間をみんなと共有したいんです。」
実は僕もピアノの音が大好きで、自分でもピアノが弾けるようになりたいと学生時代に一念発起して、狭いアパートにピアノを置いて練習したりしましたが、どうも肩が凝って疲れてしまいすぐに挫折した経験があるのです(笑)
小曽根さんのその言葉を聞いて、「そりゃそうだよな。よし、僕は受け取る側の人間になろう!それでいいんだ!」と妙に納得して気持ちが楽になりました(笑)
そんな感じで、音楽を聴くときには音楽家の「想い」を受け取り、一緒に音を楽しもうという気持ちが強くなりました。
でも生きていると、想いがいつもうまく伝わる時ばかりではありませんよね。
例えば自分が伝えたいことのすべてを「話す言葉」で伝えるには、その「言葉で伝えるだけの物理的な時間」が必要になってきます。
その内容が多ければ多いほど、話す方も、聞く方も、はっきり言って、大変です。
聞く方がよけい大変かな。
正直に言うと、おんなじことを何度も何度も何度も何度も話すのは、少し、疲れます。
伝えたい事実をすべて伝えるにはどうしても膨大な時間がかかります。
もし、「何、何??聞かせて聞かせて!!」という感じならだいぶ違うと思いますが、
なんとなく疑いの波動を出して聞いている人に話をするのは、もういいかな、という感じです。
僕は、「人間が健康で豊かに自分らしく、そして生き生きと自然体で人生を楽しく生きれること」は、すべての人間にとって本当に幸せなことだと思っているし、それを実現できる本当にいいモノがもしこの世にあれば、そのモノはより多くの人に伝わっていって、世界中の人がよりよく、幸せになっていって欲しいと、心から願っています。
そして、その「いいモノにお互い出逢えてよかったね」と喜びを分かち合いたい。
これが、僕の一番の想いです。
いま、家族や親戚、そして数人の仲間とは同じ想いを共有できていると感じていますが、この喜びや幸せをもっともっとたくさんの人に味わってほしい。
もっともっと伝えていきたい。
その想いを伝えてカタチにしていくためには、たくさんの時間が必要です。
だから、その内容すべてを「話す言葉」ではいっぺんに伝えきれないから、こうしてたくさん文章とか図をいっぱい書いています。
僕が書いたことをどうとらえるかは人それぞれだろうし、それでいいと僕は思っています。
先日のピアノコンサートで小曽根さんは「波動」という言葉も使っておられました。
僕は、「あー、やっぱり音楽家も波動という言葉を使うんだ!」と思いました。
僕も「波動」という言葉は写真を撮っていた頃からなじみがあるので、すごく分かります。
結局、僕の波動と似たような波動を持つ人には伝わっていくんだろうなーと感じています。
僕が書いた文章とか撮った写真とかを見たり、なんとなく感じるもの。
あとひとつ、こういうふうに文章を書いた理由は、これをひとつの「伝達手段」として、みなさんにも上手に活用してもらいたいと思ったからです。
それぞれのペースであなたが周りの人に伝えられるように。
あなたと同じ波動を持つ人にストレスなく自然と伝わるように。
そしてこの日本を健康で豊かないい想いを持つ人でいっぱいの国にしたい。
そういういい想いを共有し、同じ目的に向かっている仲間がいることは人生において豊かさがひとつ増えます。
いい想いの共有により豊かさがどんどん広がっていく時代がやって来ました。