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社会性のある仕事

OKINAWA Island,1990s,photograghy by KOJI YOSHIURA

沖縄本島の砂辺海岸。なんともドラマチックな夕焼けだった。

 

 

 

どんな仕事であれ、基本的に人のためになるものは「仕事」になるのだと思いますが、その「仕事」が長く続けられるかどうか、長く続くかどうかは、次のことにかかってくると感じています。

 

1.世間の人や時代が広く求めるものであること

2.その人の性質、適正、宿命などにあっているものであること

 

だから、よく自分の好きなことを仕事にしたらいいと言われますが、実は自分の好きなことが仕事として続けられるかどうかは分かりません。

むしろ、「仕事」としては続けられない場合が多いように感じます。

なぜなら、好きなことを選んでいる心の状態は、だいたい「自己中心的」な意識で選ぶことが多いと思うからです。

 

とはいえ、何か仕事を選ぶ際にはどうしても興味のある方に惹かれていくのは自然なことなので、結局は実際にやってみないと分からないという身もフタもない話になるのですが、いろいろ自分でいいようにこじつけて、この仕事は「社会性のある仕事」だと思い込んでやってみても、世間の人から本当に求められ、その「仕事」を続けていけるかどうかは「結果」としてわかってくるものだと思います。

 

つまり、社会性のある仕事、社会的価値が大きいもので、また自分自身が自然体でいられる気持ちのいい状態のものが結果的に「仕事」として続けていけるもののような気がします。

 

だから、続けられない「仕事」は、もしかしてご先祖様や神様が

 

「あなたがやる仕事は他にあるでしょ。違う道を探してみたら?」

 

と暗に言ってくれてるのかもしれませんね。

 

一方で、逆に好きなことではなく、「稼げる仕事」という視点で選んだ方がうまくいく場合もあるかもです。経済的に成功した人の多くはそうやって仕事を選んできたという話もよく聞きます。

 

なぜなら、「稼げる仕事」というのは、意識的にしろ無意識的にしろ、世間の人や時代が求めているもの、社会性のあるもの、という視点で選んでいることが多いと思うからです。

 

ただ、「稼ぐ」という意味においてあまりにもお金を重視するとうまくいかなくなってしまう場合もあるようですが、僕はそんなにたくさんのお金を稼いだことはないので、正直よくわかりません。

 

僕の場合は、お金よりも好きなこと、やりたいこと、社会性のある(と思ってた)ことを重視しすぎて、うまくいかなかった経験のほうが多いです。(ビジネスセンスがないというのが一番の原因でしょうけど。。笑)

 

まあ、なんでも「一つの経験」ですね。

 

どういう道筋でたどり着くかは本当に人それぞれだと思いますが、

 

「自分がやりたい社会性のあること」と「ちゃんと稼げること」がうまいこと重なって、「社会性のある仕事」を誇りを持ってやり続け、まわりの人や日本、世界、地球の未来のために貢献できていると心底思えたら最高ですよね。

 

おかげさまでようやく僕も今、本当に社会性のある仕事に巡り合ってとても充実して過ごせるようになりましたし、清々しい気持ちですごくリラックスできるようになり、人生をさらに楽しんでいます。

まさしく「風の時代」の気流に乗ってきている感じです。